コラム2023.05.19

防音マンションとは?楽器可物件と比較!防音賃貸マンションを手掛ける建設不動産会社が解説

防音マンションとは?楽器可物件と比較!防音賃貸マンションを手掛ける建設不動産会社が解説

監修

株式会社らしく

防音マンション「ラシクラス」シリーズの企画・設計・施工・販売を
一貫体制でおこなう建設不動産会社。
全戸に完備する防音室は80㏈(デシベル)の防音性能があり、
24時間楽器演奏や音出しが可能。
2015年に一棟目となる「ラシクラスHD」が竣工し、
以来東京都内を中心に一都三県で同マンションシリーズを手掛ける。
2022年に全90棟900戸・防音マンション市況最大の展開数を突破。

防音マンションとは?高い防音性を備えているコンセプトマンション!

防音マンションとは、“優れた防音性能を持つマンション”のことです。
一般的な賃貸物件と違い、24時間楽器演奏や音出しが可能な物件が多く、プロアマ問わない楽器演奏者や、動画配信、シアタールームなど様々な入居者需要があります。
又、防音マンションは「デザイナーズマンション」「車好きのためのガレージ付きマンション」等といった、特定の趣味・志向を持った人が暮らす、“コンセプトマンション”の一種でもあります。

何時でも音出しできる!多くの楽器が演奏可

ここからは、株式会社らしくが企画・設計・施工する防音賃貸マンション「ラシクラス」シリーズの仕様をもとに、防音マンションを詳しく解説していきます。

優れた性能の防音室を各戸に完備!

防音マンションの一番の特徴は、部屋そのものが防音仕様になっていることです。

実際のラシクラスの間取り図。自分専用防音室が各住戸に完備!

上記間取り図の防音室ですが、壁が二重になっているような表現がされています。これは、居室の床・壁・天井の全面に防音工事を施しているためです。鉄筋コンクリート造の床・壁・天井すべてに対し、特殊な防音工事を直接おこなうことにより、広い空間で音出しすることが可能です。
又、部屋の作りそのものに防音を施しているため、気密性がより高いつくりになっていることも特徴です。
建物の施工を手掛ける企業・企画(マンションシリーズ)によって細かな性能は異なりますが、「ラシクラス」の性能を例に挙げると、80㏈の防音性能があります。ピアノの演奏音が80~110㏈相当と言われているので、楽器の演奏音を大幅に遮音することが可能なつくりとなっています。
そして、防音室内では、自身が発する音だけでなく、隣住戸や外部からの音も遮音することができます。様々な防音マンションシリーズを調べてみると、前述の壁・床・天井にわたる防音工事に加えて、開口部分には二重防音窓と防音扉を使用することで、外部音に対する防音性を高めています。ラシクラスの物件では、さらに防音性を高めるため、ほとんどの物件で三重防音窓と二重扉を使用しています。そのため、静かな空間で思う存分趣味を楽しむことが可能です。

楽器演奏や動画配信、シアタールームに!

物件数を上回る入居希望者数。物件数がまだまだ足りない!

2022年に東京都が実施した市場調査によると、東京都内の賃貸物件の総戸数は116万戸にのぼります。
その中で、防音マンションシリーズ市況で最大の棟数を展開している「ラシクラス」の総戸数は約900戸と、賃貸戸数全体で見ると僅かな数しかありません。
対して、防音マンションの入居需要は近年さらに拡大しています。従来は、楽器演奏を目的とした入居希望者が中心でしたが、動画配信の人気やテレワーク率の上昇から、ストリーマーや在宅ワーカーの入居希望者が増加したことが理由の一つです。従来以上に、入居需要より物件数が不足している事態となっています。
特に、音大や芸能音楽事務所の周辺は防音マンションの入居希望者が非常に多く、物件完成前に全戸満室となるケースも少なくありません。
そのため、「入居したくても入居できない!」「住みたいエリアに空室の物件がない…」と、入居希望者の空室待ちが発生しています。

周辺相場より10~30パーセント高い賃料の物件が多い

防音マンションの賃料は、周辺の賃貸物件賃料相場と比較すると、10~30パーセント程度高い賃料であることが多いです、
その理由は、「一般住宅より高い建築コスト」と「希少物件であることの市況バランス」が挙げられます。
防音マンションの場合は、防音にかかわる高度な建築設計・施工をはじめとしたノウハウや、特殊な防音吸音材等の建築材料を使用する関係で、一般的な賃貸物件と比較して、建物の構造・設備コストが多く発生します。
又、前述した「物件数の少なさ」でも解説したように、入居需要に対して、物件供給数が圧倒的に足りていないことによる希少性から、市況に合わせた賃料設定となっています。

なぜ防音マンションは物件数が少ないのか?

では、「そんなに人気があるのならどんどん防音マンションを増やせばいい!」と思いませんか?物件数が増えれば、需要と供給のバランスが安定し、より多くの空室待ち・入居希望者が防音マンションに入居できます。
然し、楽器演奏を24時間可能にするほど優れた防音性能を可能とするために欠かせない建物づくりには、特殊かつ高度な建築設計・施工が必要です。そのノウハウを持つ技術者や企業が少ないことから、需要に追いつくほどの供給が出来ないことが、なかなか防音マンションの急増に至らない理由です。

防音マンション総括

メリット 防音室でいつでも楽器演奏・音出しができる
防音DIYが不要で手間とコストを抑えられる
気密性が高いため、冷暖房効率が良く、光熱費節約に効果的
外部の音も遮音するため、静かな空間で過ごすことが出来る
デメリット 物件数が少ないため、部屋探しが大変
防音工事により壁が分厚い分、部屋の面積が狭くなることがある
賃料が周辺相場より高いことがある

前述で解説した内容を纏めました。
以上のことから、防音マンションは静かな空間で自分の趣味に没頭したい方向けのコンセプトマンションであると言えます。
又、今回の解説で登場した防音マンションシリーズ「ラシクラス」については、別の記事で詳しくご紹介しています。

一般賃貸物件でも楽器が弾ける?楽器可物件とは

一般的な賃貸物件の場合、入居時の重要事項説明等で、「楽器演奏禁止」と明記されていることが多いです。
これは、住民同士の騒音トラブル防止のために設けられている可能性が高いです。
然し、ルールを守らず楽器を演奏してしまったことにより、ほかの住民とトラブルに発展してしまったケースもあるようです。
一方で、防音マンションのような防音室が備わっていない物件でも、「楽器可」の条件で入居できる賃貸物件は数多くあります。
では、楽器可物件と防音マンションにはどんな違いがあるのか?解説していきます。

楽器演奏ができる一般賃貸住宅

楽器可物件は、一般的な賃貸物件でありながらも、オーナー・管理会社の好意で楽器演奏や音出しが許可されている物件です。自室で楽器が演奏できるという点では、防音マンションと同じです。
但し、防音マンションのような特殊な防音工事は施されていない物件が大多数です。建物構造については、後述で詳しく解説していきます。

競合する他の一般賃貸物件と差別化を図る役割もあるようです

物件独自の規則を要確認!音出しの時間帯・演奏楽器に制約があることも。

たとえ、「楽器可物件」で楽器演奏や音出しが許可されたとしても、特別に防音工事を施している物件でないかぎり、建物自体のつくりは一般的な賃貸物件と変わりません。
そのため、気密性・防音性が他の物件と比べて優れているわけではなく、前述の防音マンションの防音性能には劣る可能性があります。
故に、楽器可物件の多くは、演奏・音出しに関する規則を設けています。
「電子楽器とピアノのみ」「10時から20時のみ」など、演奏できる楽器や時間帯が制限されるケースや、中には「常識の範囲内で演奏可」と、曖昧なルールとなっている物件もありました。
特に、曖昧なルールの物件では、自身の音だけでなく、ほかの住民の演奏音によって後々騒音トラブルにつながるケースが多いため、事前に細かな条件を確認し、内見時に部屋の防音性を確認しておくことが大切です。

防音性能に注意。“楽器が弾ける”だけで建物自体は一般的な賃貸物件と同等。

前述のように、建物構造自体は一般賃貸物件と同等の楽器可物件ですが、一般的な賃貸物件にはどの程度の防音性能が備わっているのでしょうか?
先ず、一般的なマンションの構造は、木造(W造)・鉄骨造(S造)・鉄筋コンクリート造(RC造)とさまざまです。この中で、一番防音性が高い構造は鉄筋コンクリート造です。
鉄筋コンクリート造のマンションの場合、遮音等級は凡そD-50と言われています。尚、遮音等級D-50の場合、50㏈(デシベル)相当の音は遮音ができます。
然し、防音性が高いと言っても、防音工事なしでは楽器の演奏音相当の音を完全に遮音することは困難です。
例えば、ピアノの演奏音の場合、音の大きさは90~110㏈と言われています。この数値を身近なもので例えると、走行中の電車内や、自動車のクラクションなどにあたります。たとえ、防音性が高い鉄筋コンクリート造の建物であっても、防音工事や対策を施していないかぎり、楽器の演奏音はほかの住民にほぼ丸聞こえの状態だと考えられます。
又、逆も然り、ほかの住民が演奏している楽器の音なども自身の部屋まで聞こえる可能性があるため、注意が必要です。

木造アパートで楽器可物件も。要注意!

一般賃貸物件と同じだからこそのメリットも

然し、つくりが一般的な賃貸物件であるからこそのメリットもあります。周辺相場より多少割高であることが多い防音マンションの賃料と比べて、楽器可物件は周辺相場と相違の少ない賃料であることが多いです。又、内装に防音施工するため、部屋が狭くなることがある防音マンションと違い、居住スペースの有効面積を最大限使用することが出来ることもメリットと言えます。
そして、最大のメリットは「物件数が多い」ことです。防音マンションは空室が少ないことに比べて、「楽器可・相談OKの賃貸マンション」で検索すると、ヒットする部屋数は凡そ3万戸に及びました。(出典:SUUMO賃貸 こだわりの入居条件「楽器可・相談OKの賃貸物件」より抜粋)
防音マンションと比べて、楽器可物件は圧倒的に物件の数が多いため、自身が希望しているエリア・条件でお部屋を見つけやすくなります。

防音マンションと楽器可物件、何が違う?

前述で解説した「防音マンション」と「楽器可物件」の特徴をもとに、物件の比較をおこないました。

防音マンション 楽器可物件
楽器演奏
24時間音出し可能物件が多い

時間や楽器に制約あり
防音性・静かさ
高い防音性・外部音にも効果あり
×
一般的な賃貸物件と変わらない
賃料
周辺相場より10~30%高い

周辺相場と大きく変わらない
物件数
少ない

多い

以上のことから、「時間を気にせず音出ししたい!」「静かな空間で集中して音出ししたい」という方には、防音性能が優れている防音マンションの方が合っていると言えます。
然し、防音マンションの高めな賃料や物件数の少なさから、自分の条件に完全に当てはまる物件を探すのは至難の業。「多少の制約があっても音出しできれば良い!」「ほかの住民の演奏音が聞こえてもお互いさまで我慢できる!」という方は、楽器可物件を検討するのも良いかもしれません。

防音性能が圧倒的で希少な防音マンション!物件数が多く検討しやすさなら楽器可物件で

防音マンション・楽器可物件ともに、楽器が弾けるという点は一緒ですが、深堀してみると其々に特徴があることが分かります。
防音性では、特化した構造の防音マンションに軍配があがりますが、全ての楽器可物件が満足に演奏できない!というわけではないので、内見の際に構造や音の聞こえ方に注目すれば、良い物件に出会えることも。
楽器演奏できる物件のお部屋探しの際は、解説したポイントを参考にしてみてください!

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